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被写界深度について

06 27, 2011
やっと更新です。遅くなりましてすみませんm(_ _)m

一眼(レフ)なんだから、やっぱりボケを活かした写真を撮ってみたいよね、と思う方は多いと思います。


2011050611.jpg 2011050609.jpg 2011050610.jpg
そのボケ具合を調節することができる「絞り」。写研では、取り入れる光の量を調節するためのものと最初に聞いた人は多いと思います。


2011060902.jpg 2011060901.jpg
絞りを開く(f値を小さく)するとピントの合う範囲が狭く、絞りを絞る(f値を大きく)するとピントの合う範囲は広くなります。前者は「被写界深度が浅い」、後者は「被写界深度」が深いと言ったりします。右の写真は手前から奥までピントが合ってますね。

2011062701.jpg

絞ったときを絵で表すとこんな感じ。
レンズから入った光束は一点に集束するので、理論的にはピントは一カ所にしか合いませんが、見た目にはピントが合っているように見えるのです。


しかし「絞りを開いたら光を多く取り込んで、写真が真っ白になるのでは?」「絞ったら、写真が暗くなってしまうのでは?」という疑問も起きるわけです。そこでシャッタースピードで調節すればいいのです。

2011050612.jpg

シャッタースピードは1/1秒を基準に1/2 → 1/4 → 1/8と倍数系列(※)で、半分ずつ速くなり、
絞りもf1.4 → f2 → f2.8 → f4 → f5.6・・・と、1クリックするごとに絞りの開口面積が半分ずつ小さくなり、
シャッタースピードと絞りは対の関係なっているのです。

例えば f16 1/250 のところを、f4くらいでボケを活かして撮ってみたいというときは
f16 → f11 → f8 → f5.6 → f4 と4クリック分絞りを開いたので、そのぶんシャッタースピードは
1/250 → 1/500 → 1/1000 → 1/2000と4クリック分速くして、フィルムに投影する時間を短くしてあげなければいけません。

以前に曇りや日陰は、快晴のときのf16 1/250から「2段落ち」と言いました。「段」というのは、シャッターダイヤルや絞り輪の1クリック分のことで、2段落ちなら、
f8 1/250(f16 → f11 → f8) でも
f16 1/60(1/250 → 1/125 → 1/60) でも
f11 1/125(f16 → f11 1/250 → 1/125)でも
写真の明るさは同じということです。2011062702.jpg

やや複雑な話です、もし分からなければ詳しい先輩に聞いてみて、噛み砕いて説明してもらうといいかもしれません。

(※)1/8の次は1/15で倍数ではないですが、便宜的にそう書いてあるだけで、実際には1/1 → 1/2 → 1/4 → 1/8 → 1/16 → 1/32 → 1/64 → 1/128 → 1/256 → 1/512 → 1/1024 → 1/2048 → 1/4096 となっています。

次こそ、露出計のウソ・ホントについて。

導入編:撮影会♪in 川越
第1回:晴れの日の露出
第2回:日陰と曇りの日の露出
第3回:晴れた日中の室内
第4回:そもそも露出って何?何のため?
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六月展ですね。

06 13, 2011
こんばんは。
3年の山内です。

本日(6月13日)から、六月展が始まります!

告知が遅れてすみません。
今年は、なんやかんやでバタバタしてましたが、それでも時間は非情なもので、今日から六月展が始まってしまうわけです。

期間は13日から18日。
期間中は毎日10時30分から
19時まで。
最終日は14時までの予定です。

東洋大学 白山第一キャンパス 4号館ギャラリーにて行います。

近くを通りかかったりしたら、ちょっと寄ってみるのもアリだと思います。

では、ご来場を心よりお待ちしております。

6/1は写真の日

06 01, 2011
こんにちは、カガミです。六月展も間近になってきましたが、作品づくりは順調でしょうか。

ところで、今日6月1日は写真の日だというのをご存知でしょうか。


2011060101.png
カメラというのが発明される以前から、ピンホールカメラの原理は紀元前から既に存在していたようで、後にフェルメールはこの原理を利用してデッサンをしたと言われています。(カメラオブスクラ)

また、銀が光を受けると黒く酸化することも、写真史以前から知られていましたが、定着の技術がなかったために、像として記録することができませんでした。


2011060102.jpg(1826年にニエプスが自宅の窓から撮影(?)した景色)
しかし1824年にフランスのニエプスという人がカンバスにアスファルトを塗って、光が当たったところは硬化することから、はじめて像を記録することに成功。

2011060103.jpg
そして1839年にはフランスのダゲールという人が、酸化銀を定着させ、感光してない銀を洗い流す、定着の方法を発見。(この方法を「ダゲレオタイプ」と呼ぶ) 表現や記録としての写真の歴史というのは定着剤の発見によって始まったのです。意外でしょ~?・・・そうでもないか。

2011060104.jpg(現存する世界最古のネガ)
ただし、いま自分たちが暗室でやっている、ネガから投影する方法(「カロタイプ」という)は1835年にイギリス人のタルボットという発明しましたが、当時は画質はダゲレオタイプには劣り、製法も明かさなかったので、ダゲールに名誉を奪われることに。

自分たちが暗室を楽しめるのは、ニエプス、ダゲール、タルボットのお陰ですね。

で、件の6月1日ですが、

日本写真協会が独自に制定した日で、天保12年(1841年)6月1日に、長崎で島津斉彬(しまづなりあきら、薩摩藩主の息子)をオランダ人から手に入れたダゲレオタイプのカメラで撮影したという話に由来します。しかしダゲレオタイプの発明がその僅か2~3年前で、また当時の記録ではオランダ船が長崎には入港していないことが、その後に明らかに。

しかし現在でも6月1日は写真の日。ウソも「定着」されちゃったんですかね、なんてつまらないジョークを言う前に、さっさと被写界深度と露出計の話を書き上げろっていう話ですね。笑

ちなみにダゲールが定着の方法をフランス学士院に発表したのは8月19日だそうです。

ま、どうでも良い知識でした!
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東洋大学 1部写真研究会

Author:東洋大学 1部写真研究会
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