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日陰と曇りの日の露出

04 02, 2011
太陽は世界中でただひとつだから、晴れている日中の光が当たっているところは、どの場所でもISO400, f16, 1/250で撮影すると、見た目と同じように写るという話でしたが、障害物によって光が遮られてしまうと光線量が減ってしまいまい、前回の写真(2011.4.2追加しました)でも、影の中は情報に乏しいですね。

そこで光の減り方にもある程度はパターンがあるというものです。


2011_04_06_0010.gif
またまた下手なイラストですが、一本の木とその影がありますが、木以外に遮蔽物が無くて、多方向から光がこぼれ落ちて、間接的に当たっているイメージで考えてみてください。
光がドーンと当たっているf16, 1/250を基準にすると、日陰はそこからおおよそ2段落ちでf8, 1/250です。(「段」の意味についてはまた後日。)

「いやいや、順光で青空バックに木をシルエットで撮りたいんだよ」という人はf16で撮ればいいわけだし、影が構図のほとんどを占めたり、逆光でポートレートとか、影の中で何か撮りたいというときにはf8, 1/250で撮ればいいのですが、何はともあれ、陰というのは光がこぼれ落ちてくるイメージなのです。だから日中屋外の日陰なら2段落ち。


2011_04_03_0001.jpg
作例に使えそうな適当な写真がこれ一枚しか無いのですが、2段落ちで生け垣を撮ってみました。向きは南、右側の道路のところは光がドーンと当たって、直射光からいくらか光が「こぼれ落ちて」間接的に当たっていますね。他にも北側の空や、道の路面や周りの建築物からの反射や照り返しなどもあるかもしれません。

ちなみにビル街や住宅街の、建物と建物の間も同じ影ではありますが、多方向からの光を受けないので、日陰じゃないと思ってください。


2011_04_02_0012.jpg 2011_04_02_0014.jpg 2011_04_02_0015.jpg
曇りの日の屋外も同じです。雲によって太陽の光線量が減るので、日陰と同じように2段落ち。

日陰の中と同じように、大きな輝度差が無く、光がフラットになるので、被写体全体に光が行き届いてるのがポイント。花をマクロ撮影する時は、曇りの日が良い、とかって言われることがあるのは、このことです。

でもよく見ると、日陰の写真の空や道路の部分や、曇りの空の部分は露出オーバー(明るすぎ)ですね。空を構図の中にあまり多く取り入れると、真っ白な部分が増えて、目で追いかけるものが無くなり、間延びしてつまらない写真になるので、配分には気をつけて。



長くなるので一旦ここで区切って、室内についてはまた次回。

導入編:撮影会♪in 川越
第1回:晴れの日の露出
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